当研究室では、さまざまな医薬ビッグデータの統計解析や、生体システムの振る舞いを表現する数理モデルを用いた数値解析を用いて、さまざまな生物活性化合物(承認薬など)の作用や効能を(時系列で)予測する手法を開発しています。例えば、分子ネットワーク(代謝パスウェイやタンパク質間相互作用など)に基づき数理モデルを設計・解析することにより、化合物の作用が分子ネットワークを伝播していく過程が明らかになり、化合物の潜在的な効能を予測できるようになります。手法の開発を通して、薬の有効性や安全性の時系列評価や多様な疾患に対する新たな治療候補薬の発見に貢献していきます。


2024.03.25 令和5年度の学位記授与式が行われ、岩田研の第1期生が卒業しました。NEW

2024.02.21 学部4年生が卒業研究の論文発表を行いました(学内)。
2023.11.15 岩田が大阪で開催されるNGS EXPO 2023にて、招待講演を行いました。
2023.09.28 学部4年生が卒業研究の中間成果発表を行いました(学内)。
2023.09.09 岩田が千葉県柏市で開催された第12回生命医薬情報学連合大会に参加しました。Oxford Journals – JSBi Prize 2023の受賞に伴う受賞講演を行いました。
2023.09.06 岩田が大阪で開催された第22回情報科学技術フォーラム(FIT2023)にて、招待講演を行いました。
2023.7.24 Oxford Journals – JSBi Prize 2023の受賞者に、岩田が選出されました。[リンク]
2023.4.3 岩田研究室の第1期生も本配属され、本格的な研究活動がスタートしました。
2022.11.24 岩田が筆頭著者の論文が、Nature Computational Science誌にて出版されました。1細胞レベルで薬の作用メカニズムを同定する新たな情報技術を開発しました。
2022.11.07 岩田が筆頭著者の論文が、npj Systems Biology and Applications誌にて出版されました。遺伝子発現の制御因子に注目して、疾患に対する治療薬を予測する手法を開発しました。
2022.09.18-21 岩田がスペイン・バルセロナで開催されたバイオインフォマティクス分野の最高峰学会、21st European Conference on Computational Biologyにて、口頭発表およびポスター発表を行いました。
2022.09.13-15 岩田が大阪で開催された第11回生命医薬情報学連合大会に参加しました。共著者として、ハイライト、口頭発表を行いました。
2022.09.01 岩田が九州工業大学 大学院情報工学研究院 生命化学情報工学研究系に准教授(テニュアトラック)として着任し、「岩田研究室」を新たに開設しました。